FTMの妻、AIDの現場から。

33歳♀東京在住。AID(非配偶者間人工授精)に挑戦する夫婦の記録です。

【子宮卵管造影検査1日目】痛い痛いと聞いてはいたが…

そういえば、初診の日に

先生に子宮をチェックしていただいたのだけど

その時に「問題ないでしょう、

次回の生理も予定通りくると思いますよ」と言われて

なぜそんなことが見ただけでわかるんだ!

先生すごい!と思った。

婦人科は生理不順でかかったことがあるけど

不妊治療については知らないことばかり。

毎回ほんと、勉強になる〜。

 

そして、先生の予言通り生理が来て、

先生の予言通りで予約した日に卵管造影の検査を決行。

 

 

不妊治療に少しでも興味ある方なら

聞いたことがあるんじゃなかろうか。

「子宮卵管造影検査は痛い」と。

私もなんとなくそんな認識はしていたものの、

でも私は生理痛もさほどきつくないし、

わりと痛みに強い方だと思っていたので、

まあ大丈夫じゃないかな、くらいの軽い気持ちでいた。

 

この日、一緒のタイミングで受ける人は私の他に1人だけのよう。

2人まとめて検査着に着替えるよう指示があり、その後待機。

当日は受付した順番に検査になるのだけど、

私は2番目に来たので、最初にいた方が先に呼ばれ

検査室へ移動していった。

待つこと…およそ20〜30分ほど。

さきほどの女性が帰ってくるのがカーテン越しにわかった。

その方は、「いつつつつ…」「はぁ、はぁ」と荒い呼吸をして

やっとのことで用意されたベッドに横たわったようだった。

看護士さんとの小声のやりとりからも

どうやらすんごく痛かったのだな、ということはわかり、

それを聞いていた私の緊張は一気に高まる。笑

ひえ〜〜、聞いてはいたけど、

そんなに痛いのかぁ…どきどきどきどき。

 

そして私の順番が回ってきたので、いざ検査室へ。

検査台に仰向けに寝かされて、位置の調整をしていると

担当の先生が挨拶をしてくれた。

そして、いよいよ器具のセッティングが行われようとしているとき、

看護士さんが私の肩に手をおいて説明してくれる。

「痛みの度合いは人それぞれです。

人によっては生理2日目のような鈍痛だったり、

激痛!という人もいますので、

やってみないとなんとも言えませんが

痛かったら痛いと言ってくださいね。

検査の仕方をその都度考えながらやっていきますので」

 

背中にはじんわり汗。

ですが実際は、管を入れるための器具を入れた時に

少し痛みがあったけど、これは婦人科で見てもらう時

だいたいいつも感じるあれぐらいの痛み。

その後、管を通って少しずつ造影剤というものが

子宮内に入っていくそうなのだが、

それ自体は「ああ、たしかに生理痛っぽい」と感じたものの

特別な痛みはなかった。

この造影剤を流し込む過程で、卵管が詰まっていたりすると

痛みが発生するんだそうだ。

ということは私はつまってなかったのかな。ふむふむ。

そんなことを考えていると、検査はあっというまに終了。

拍子抜けするくらいあっけなく終わってしまった。

ふぅ〜、よかった。

 

待合室に用意されていたベッドにしばらく休むように言われたので

そこでしばしの休息。

その間にもさきほどの女性は苦しそうな声を漏らしていて

大丈夫かしらと心配していたのだけど、

看護士さんとのやりとりを聞く限り、

どうやらポリープか何かをその場で切除したような雰囲気だった。

(なにそれ、痛そう…!)

どうやら、噂通り本当に人によるようだ。

 

その後30分ほど休んで、感染症予防のための抗生物質を受け取って終了。

大事を取って会社は休んでいたので、

ちょっと寄り道して(笑)帰宅した。

 

診察費用:28,350円(薬代含む)

(情け容赦ない金額に再び怯える私。笑)