「登録」が済んだら、はれてAIDの施術を受ける権利を得る。
生理が来る度に病院へ連絡し、予約が取れた場合には
その周期の排卵日付近に病院へ行って卵の状態がよければ施術、
という流れになる。
この「予約」、連絡の方法が少々古風だ。
このご時世になんと「お手紙」の形式をとっている。
おそらく理由はAIDの同意書が「返送」されてくることにあると思うのだが、
データで送ってプリントアウトすればよいわけだし、
メールでもよいのでは…といつも思う。
「お手紙」のやりとりから施術までのステップはこんな感じ。
1)生理が来たら、便箋に必要事項を記入して、
返信用封筒(切手を貼った状態)とともに封筒へ入れて郵送。
2)予約がとれた場合には返信封筒に同意書が
2枚(提出用/保管用)入った状態で送られてくる。
3)排卵日の2日前ぐらいに電話で予約を入れ直し
同意書に署名+拇印を押した状態で提出。
4)卵が十分に育っていればそこで施術。
ちなみに、前回書いたように
「登録」から2周期分は、
「お手紙」を送ることは求められても
予約はとれないことになっていると告げられていたため、
「今回は予約をおとりすることができませんでした」という
メッセージを、自分の封入した返信用封筒で受け取った。
そして「登録」から3周期目の生理が来て、
お手紙を出すと、はじめて同意書が2枚送られてきた。
いよいよ、施術の日が迫ってきたということだ。
高まる期待と不安。