FTMの妻、AIDの現場から。

33歳♀東京在住。AID(非配偶者間人工授精)に挑戦する夫婦の記録です。

【予約】連絡方法は古風に”お手紙”で。

 

「登録」が済んだら、はれてAIDの施術を受ける権利を得る。

生理が来る度に病院へ連絡し、予約が取れた場合には

その周期の排卵日付近に病院へ行って卵の状態がよければ施術、

という流れになる。

 

この「予約」、連絡の方法が少々古風だ。

このご時世になんと「お手紙」の形式をとっている。

おそらく理由はAIDの同意書が「返送」されてくることにあると思うのだが、

データで送ってプリントアウトすればよいわけだし、

メールでもよいのでは…といつも思う。

 

「お手紙」のやりとりから施術までのステップはこんな感じ。

 

1)生理が来たら、便箋に必要事項を記入して、

 返信用封筒(切手を貼った状態)とともに封筒へ入れて郵送。

2)予約がとれた場合には返信封筒に同意書が

 2枚(提出用/保管用)入った状態で送られてくる。

3)排卵日の2日前ぐらいに電話で予約を入れ直し

 同意書に署名+拇印を押した状態で提出。

4)卵が十分に育っていればそこで施術。

 

ちなみに、前回書いたように

「登録」から2周期分は、

「お手紙」を送ることは求められても

予約はとれないことになっていると告げられていたため、

「今回は予約をおとりすることができませんでした」という

メッセージを、自分の封入した返信用封筒で受け取った。

 

そして「登録」から3周期目の生理が来て、

お手紙を出すと、はじめて同意書が2枚送られてきた。

いよいよ、施術の日が迫ってきたということだ。

高まる期待と不安。